美術検定2級勉強法!!

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そらいちくん
そらいちくん

そらいちで〜す!!

少し前から美術鑑賞が好きで、いつか美術館のボランティアとして歴史や画家の人生などの背景をアプローチにして、絵画の説明ができたらいいな~と思っていました。

そこで、ボランティア活動を調べていると、『美術検定』というものがあり、2級試験を受けてみました。

合格点ギリギリでしたが、『美術検定2級』に合格しましたので、ここでは、勉強法を紹介したいと思います。

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美術検定の試験概要

級数と受験資格

美術検定は、1級から4級まであり、2~4級までは受験資格はいりません。

1級を受ける場合のみ、2級合格の資格が必要となります。

出題形式と試験時間

2022年現在試験は、自宅でオンライン受験できます。

出題形式と試験時間は以下の通りで、少し時間に余裕がなかったです。

<2級> 選択式(約100問)美術史問題 約85問/60分、実践問題 約15問/30分  

「美術検定HP」https://www.bijutsukentei.com/test-guideline

合格までの勉強時間 ~2カ月集中して勉強~

次に勉強時間についてですが、2カ月集中してやりました。

もちろんサボった日もありますが、1日3時間は勉強するよう努力しました。

概要は以下の通りです。

平日の通勤時間を有効利用したり、朝早くでて早朝のカフェで勉強するスタイルをとって、何とか勉強時間を捻出しました!!

使用参考書と過去問 ~公式本が1番!!~

ここでは、合格したときに使用した参考書(一部最新刊)と過去問を紹介します。

少し、値段が高く、揃えるのに1万円以上しました・・・

あと、kindleで見れないのが通勤の時つらかったです・・・笑

実際にどのように勉強したかは、この次の項目でお話しします。

4つの参考書

僕は、4つの参考書を使用しました。

4冊とも公式テキストとされているので、試験範囲を網羅したものとなっています。

美術の勉強をしてこなかったため、美術史の流れをつかむのによかったです。

公式テキストだけあって、試験でも問われる箇所が多い印象です。

正直、美術の勉強をしてこなかった人間としては、クイズ方式で覚えられ導入としては、最高に良いほんでした。
なくてもテキストの絵をネットで調べれば問題ないくらいの本です。

この本では、美術というより、美術館に関わるヒト、モノ、法律等様々なことについて、書かれています。
意外にそういうところも試験にでるのであると良いです!1級の勉強でも使います!

美術館にまつわる法律や法律の目的から美術館の意義や展示にかかる注意点等、普段考えない分野にスポットを当てた参考書でした。

過去問 ~これだけでいい!!~

過去問題は、基本これしかないので、何度も解きました。

個人的には、見開きに解説があるので、知識の定着がスムーズでした。

実際にどう勉強したか ~基本、過去問題!!~

実際にどのように勉強したか、お話しします。

今回、2カ月(8週間)しかなかったので、週単位でやることを決め、実行することにしました。

基本的には、過去問→テキスト・過去問→過去問→弱点見直しという流れで進めました。

内容
1週目 『この絵、誰の絵?』×1周 ⇒ 過去問題×1周目
2週目 過去問題×2周目 
3週目 『西洋・日本美術史の基本』
4週目 『西洋・日本美術史の基本』+『続 西洋・日本美術史の基本』
5週目 『続 西洋・日本美術史の基本』
6週目 過去問題×3周目 + 『アートの裏側を知るキーワード』 
7週目 過去問題×3~4周目 + 各テキスト不明点
8週目 過去問題5週目 + 各テキスト不明点

1週目 『この絵、誰の絵?』×1周 ⇒ 過去問題×1周目

『この絵、誰の絵?』を題名と作者名+絵の特徴を意識しながら一読

まず、『この絵、誰の絵?』をまず1日で読みました。

絵がたくさんあり、文字数も多くないので1日あれば読み切れました。

西洋画は興味があり、知っている作品も多かったのですが、日本画が全く分からず、読んでて「こんな作品があるんだ~!」と楽しく読めました。

この時意識したのは、題名と作者名+絵の特徴を結び付けたことです。

これをしておくことで、あとの学習でインップトの質が上がった気がします。

過去問題を一通り解く!!気になったところは解説を読む!

次に過去問題を一通り解き、間違ったところは、簡単に解説を読みます。

また、解いた時に次のようなことをします。

  • 正解したところは「〇」
  • 間違ったところは「×」
  • なんとなくで正解「△」 ※当てずっぽうとか、勘で当てたもの

過去問題を解きながら、「〇、×、△」が累積することで弱点が分かり、のちの復習に役に立てます。

2週目 過去問題×2周目 

過去問題2周目は、一通り解き、先ほどの「〇×△」をつけながら解説をしっかり読みます。

美術検定の過去問の場合、見開きで回答があるので、重要そうなところや作品名に線を引きながら覚えるようにしました。

3週目 『西洋・日本美術史の基本』

過去問を2周終えたところで、全体像を把握するため、『西洋・日本美術史の基本』を読みました。

過去問が終わり、傾向や自分の苦手な分野がわかったので、過去問で出てあいまいなところは特に真剣に読みました。

やっぱり、日本画のところが全くわからず読むのに時間がかかりました。

そもそも漢字が普段見ない難しいものが多く、辞書をひいたりして大変でした。

先ほどでた、『この絵、誰の絵?』にフリガナが書いてあるので参考にするといいかもしれません。

ちなみ、この参考書は読んでなんとなく把握でいいかと思って、僕は学習をしましたが、結構試験でも役に立つのでしっかり読んだ方がいいかと思います。

4週目 『西洋・日本美術史の基本』+『続 西洋・日本美術史の基本』

『西洋・日本美術史の基本』はかなり、時間がかかり、通勤電車でもうとうとしながら、読み終わりました。

そのあと、続けて『続 西洋・日本美術史の基本』です。近代建築やモダンアートの概念が理解できずこちらも苦戦しました。

5週目 『続 西洋・日本美術史の基本』

『続 西洋・日本美術史の基本』の文字をずーーーと読んでて、諦めそうになりました。

時代背景やなんで作ったかがよくわからず、タンタンと読むだけになってしまったからです。

時間に余裕がある人は、少し作品や潮流などを深堀をして、

なぜこの○○派がでてきたのか」
「なぜこの作品は影響を及ぼしたのか」
「○○派と○○派と同年代に出てきた理由はなにか」

というのを考えながら読んでいった方が、試験もそうですし、美術を深めることになると思います。

6週目 過去問題×3周目 + 『アートの裏側を知るキーワード』 

やっとテキストを読み切ったので、過去問題の3周目と『アートの裏側を知るキーワード』を勉強しました。

勉強については、過去問題をカフェや家で実施し、『アートの裏側を知るキーワード』を通勤電車で読みました。

過去問題は、本気で解き、間違えたところは解説をしっかり読みます。

7週目 過去問題×3~4周目 + 各テキスト不明点

この週で3回過去問題を解いたため、4周目は、「×△」のところを集中して解きました。

間違えたところは、赤いボールペンで「×」を書き、5周目で解くように目印をします。

また、解説やテキストを読み知識を定着することにしました。

電車では、テキストで不明だった点(特に日本画や近代アート建築)を読み苦手なところを埋めていきました。

8週目 過去問題5周目 + 各テキスト不明点

過去問題4周目で間違えて赤いボールペンで「×」を書いたところを解きます。

通勤では、間違えたところを問題ごと覚えるようにしました。

そして、試験前日はしっかり寝て、試験日を迎えました。

テスト後の反省点

実際にテストを受けた後に思ったことは、もっと公式テキスト『西洋・日本美術史の基本』と『続 西洋・日本美術史の基本』をしっかり読んで、疑問点を深堀しておけばよかったということです。

試験の内容は言えませんが、何事も体系的に覚えることが重要だと実感しました。

1級は論文もあり、また別の力が欲しくなるので、頑張ってみようと思います!!

では!!

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